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オンラインセミナーから投球障害肩予防トレーニング課程(実技編)受講生の声
講師の反省:
実技編は2日間7.5時間で行っています。十分な時間がありそうなのですが、関連トレーニング実技、外傷・障害評価をハンズオンで行うとあっという間に時間が経ってしまいます。事前にすべての実技内容を提示しているためか、順序追って行っていたところもあります。今後、事前に特に興味を抱いているところ、得意あるいは不得意なところなどを受講生に伺いたいと思います。
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専門家としての経歴10年以上15年以下の「投球障害肩・肘予防トレーニング」セミナー11回受講生の声
実務上、内容と対象がマッチしていたので本講義を受講しましたが、こちらの期待以上に論文に基づいた事実のアップデートができたことが最大の成果でした。講義のトピックによっては直近に発表された論文も引用されていて、専門領域の知識の上乗せができました。講義の形式も疑問や確認したいことがあればどんどん質問することができ、その都度回答してもらえたのでいつもあっという間に講義が終わっていました。内容は野球やオーバーヘッド競技にかなり特化していると思うので、専門領域の人には特にお勧めします。アメリカ大リーグで蓄積されたデータに基づいた論文をベースに英語論文が読めない方でも分かりやすいように背景から説明してもらえるので投球障害肩やUCL損傷の実情を深く理解できると思います。本講義で学んだことから投球障害の低減と競技力の向上につなげ、日本球界の裾野が広がるよう現場に還元できたらと思います。
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「運動に関する神経科学・運動学習」セミナー11回受講生の声
今一度しっかりと脳と神経について学び直したいと思い受講しました。本講義は脳の解剖学から神経科学そして後半の運動学習に繋がっており、神経科学に遡って運動学習の説明を詳しくしてくれるので、実務で起きていることの説明が自分の中で理解できたり、また実務で実践できることが多々ありました。講義中は質問もし易く、実体験での例と確認しながら理解を深めることができました。
神経科学、特に下行路、その先のエクササイズへの応用が非常に興味深かった。今後、自身でもより深めたいと感じた。 参考文献の記載があると、その後の学びにつながるので、嬉しいです。 神経科学は、どのレベルの受講生でも気合いでどうにかなりそうですが、運動学習は前提知識等がない初学者に難しいかもと感じました。
講師の反省:
日本語の文献を持ち合わせてないところが反省です。各内容は英文誌からまとめたものでした。最近はPodcast:Huberman Labもよく聞き、「運動に関する神経科学」セミナー準備に役立ています。
そこでnoteのマガジンに「神経科学からみたエクササイズー下行路の仕組み」「筋肉の張り解消法ー上行路、脳内物質の仕組みからひも解く」をまとめ、配布資料にしています。
最近だと「運動中の身体バランス補正」を記載しました。
*もともと運動学習セミナーを開催できればと考えましたが、社会人のリスキリングということで脳、特に前頭葉の働きやワーキングメモリー、視覚回路を探りながら運動学習を深掘りできればと思い、セミナーシリーズ前半に「運動に関する神経科学」を入れました。
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専門家としての経歴0年(大学4年生)の「投球障害肩予防トレーニング課程」参加者の声:
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専門家としての経歴10年以上15年以下の「投球障害肩予防トレーニング課程」参加者の声:
理論編は別の日時で十分に受けられていたので、実技編はハンズオンの時間をもう少し長くしても良かった印象がある。多くの評価法、エクササイズ種目を網羅していたのでハンズオンを長くするには講義時間ももう少し長くする必要があるかもしれない。(貴重なご意見をいただきました。)
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専門家としての経歴20年以上の「投球障害肩予防トレーニング」参加者の声:
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2023年セミナー参加者の声:
関心はありましたが、苦手意識のある分野でした。 普段から整形外科疾患に関わるので疾患の治療や運動療法について学べたので一番関心があり理解ができました。特に鶴池先生の専門性の高い分野だと感じました。 様々なトピックを取り扱っていただき、様々な疾患に対する評価と治療について網羅的に学習できたのが良かったです。
リスキングとても役立ちました。普段は整形外科で働いているため、投球障害肩・UCL損傷などの疾患に関わることが多いので講義のテーマと合っているため理解が深まりました。
また神経科学の講義に関しては普段関わりが少ない分、あまり勉強してこなかったのでこの様な機会で学ぶことができて良かったと思います。
全ての内容がエビデンスに基づいた内容だと感じました。 講義中質疑応答の時間配分、セミナー前後の講師とのコミュニケーション 1つ1つの質問に対して丁寧に対応いただき感謝しております。 講師の専門性、知識、スキルについて 肩・肘の投球傷害及び運動療法に関して高い専門性があります。
脳や神経科学について最初は苦手意識がありましたが、受講を通じてどの様に運動や運動学習に影響しているのか知ることができました。また今まで行っていた治療や運動療法の科学的な背景やメカニズムもすることができて、行っていることに対して自分自身の理解を深められました。 今後、ランニング傷害の予防 ・体幹の評価(筋力・機能など)と傷害 ・アメリカでの新しい治療・リハビリについて
専門家、AT、PT、柔整、パーソナルトレーナー等にとても勧められる内容です。特にエビデンスに基づいた内容を知りたい方にはおすすめです。数あるセミナーの中でも専門性の高いセミナーなので現場での仕事の経験がある人にお勧めです。
10回の講義、ありがとうございました。どの回も非常に面白かったです。 リスキリング、というよりは私が知らない知識についてのトピックが多かったので新鮮な授業のような感覚でお聞きすることができました。神経科学の知識がある方にはリスキリングとして最適なのかなと思います。セミナー中やセミナー前後に鶴池先生とコミニュケーションをとる時間があったのがよかったと思いました。講義の中でお聞きできなかった点や関連する話題に関しても話すことができてより理解が深まりました。 前提知識や、ある程度の経験がないと講義の内容自体は難しいかなとは思いましたが、自信を持って周りのトレーナーにおすすめできるセミナーでした。 本当にありがとうございました。
脳神経科学分野においては私自身が教科書レベルの知識しかなかったのですが具体例を踏まえて講義をしていただけたので理解を深めることができました。 現場においても選手が外傷・障害を抱えている状態からの復帰、さらにはパフォーマンス向上を狙うにあたってもトレーニングを脳神経の視点からのアプローチが私にとっては新鮮であり、今後の臨床においても鑑みる点を増やすきっかけにもなりました。
提供された情報(研究やデータ)はエビデンスに基づいており、信頼性の高いものでありました。資料にはリファレンスも示されているため、講義後も閲覧して理解を深めるのに非常に役立ちました。 また、鶴池先生ご自身の研究テーマも多く含まれているため、結果のみでなくなぜその手法を用いたかなどの背景もお聞きすることができて非常に勉強になりました。講義やディスカッション中に出た疑問をセミナー前後の時間にも答えていただけました。 コミュニケーションの中で生まれる質問も多くあったのですが、次回のセミナーではその疑問へのスライドも入れてくださるなどして対応して頂けました。
研究と現場の両方の経験に基づいた知識が幅広く勉強になるものばかりでした。 サンノゼ州立大学でも教鞭を取られていたということもあり脳神経科学や投球障害といった人体の複雑な機能や構造のテーマについても理解できるまで説明していただけました。
非常に勉強になりました。 日々の臨床や現場の中で漠然と持っていた疑問をセミナーにて疫学からメカニズム・構造や術式まで紹介して頂けたたので整理して明らかにすることができました。
初動負荷トレーニングの概念やトレーニング法、暑熱順化のトレーニングについてもお聞きできれば幸いです。現場に還元できる内容ばかりであるためスポーツや外傷・障害に関わるどのような立場の方でも参考になると思います。
内容がとても充実しており、回を追うごとに流れがより理解しやすいように配慮されていたと感じました。また、各回ごとの繋がりを感じられるような構成になっていたと受講していて感じました。個人的に投球肩・肘障害について知らないことが多く、現場に活かすことのできる実践的なものばかりでとても興味深かったです。また、リスキリングとしてもとても有意義な内容であり、知識のブラッシュアップを回を追うごとにできたと思います。 内容に関しては、最新のエビデンスに基づいた内容であり、新たな知見を得ることができてとても個人的には新鮮でした。また、最新のエビデンスを知ることができたので、その単元に関して自信を持つことができました。
鶴池先生が質問に対して一つ一つ丁寧に対応してくださり、より理解が深まったと感じています。また、セミナーの雰囲気が良く、鶴池先生とフランクにコミュニケーションが取れたことも良かったと感じています。
本場のアメリカで活動されていたという経験に基づいており、とても説得力があって関心することばかりでした。また、人としての魅力を感じ、人間性が素晴らしいと個人的に思いました。自分にとって勉強になることが多く、とても有意義な時間で楽しかったです。鶴池先生のセミナーに参加できたことが個人的に嬉しく、とても誇りに思っています。
セミナー前半にありました投球障害肩のアスリハの実技で学ばせていただきましたトレーニングは,ちょうど肩の怪我をした選手が自チームにおりましたので,試してみました.これまで僧帽筋下部のトレーニング(Y字ex)はどうしても僧帽筋の上部線維の方が活動しすぎているという難点がありましたが,それを解決できたような気がします.
生理学は私の苦手な分野なのですが,神経生理学は特にそうでした.ですが,鶴池先生の講義に参加し,その苦手意識はだいぶなくなりました.特に下行路と上行路のまとめの資料はとても分かりやすく,復習の際に誠にありがたく思います.まだまだ全ての知識を理解できている訳ではございませんが,苦手意識が薄れた今のうちに学びを深めていきたいと思います.
セミナー前後の講師とのコミュニケーションについて,普段のセミナーではあまりないことかと思いますが,とても充実しておりました.鶴池先生のバックグラウンドやアメリカ,ATCのことなどもお聞きすることができ,講義以外でも大変勉強になりました.
最後に今回のセミナーを通して印象的でしたのが,「理論や背景を理解できれば,自身でトレーニング方法はクリエイティブできる」ということです.特に今回学んだ運動学習の知識を私の場合でしたら,アイスホッケー動作に転移できるような競技特異的なトレーニングプログラムをクリエイティブできるようにしたいと思いました.